【簡単】出産手当とは?出産でもらえる手当てをわかりやすく教えます!

お金の勉強

初めての妊娠・出産ではわからないことだらけですよね??

  • 出産時にどれくらいお金がかかるの?
  • 出産手当てとは?
  • 産休、育休中の給料は?

妊娠から出産、産後までにもらえる手当てと、どれくらい仕事を休めるのかを簡潔にわかりやすく解説します

妊娠から出産前

 病院

・病院から妊娠にかかる書類を受取り役所にいきます

※行く時期は病院がちゃんと教えてくれます

 役所

各市町村の役所で

  • 母子手帳
  • 妊婦健診助成券など

 を受取ります

<持ち物>

  1. 妊娠届出書
  2. マイナンバーカード(本人家人書類)

※各市町村によって、持ち物や助成券の種類が変わります。各市町村のホームページに記載されているので確認してださい

ポイント

妊婦健診は医療保険適応外なので10割負担となりとても高額となります。そこで、市町村が助成してくれる仕組みとなっています。基本的に検診は助成でお金がかかりませんが、4Dエコーなど特別に違う検査がしたい場合は追加料金がかかります

※助成される検査内容は市町村によって違います

出産手当て

まず出産に関わる手当ては2つあります

ひとつずつ紹介します

①出産育児一時金(42万円もらえるやつ)

とりあえず、子供1人出産するごとに42万円もらえます(※2人なら84万)

ただ、出産時の医療費で基本相殺されるので儲かる訳ではありません

また、帝王切開や無痛分娩などで費用も変わるので42万円以上の費用は自己負担です

ポイント

「直接支払制度」を利用すれば、健康保険から病院に直接支払ってくれます。つまり、大きなお金を一度支払う必要がありません

しかし、クレジットカードのポイントを考えると一度全額自己負担し、後日振り込んでもらうのもありです(1%ポイント還元なら4000円〜5000円分のポイントになります)

②出産手当金(産休中にもらえるやつ)

いわゆる産休として、会社員や公務員として勤めている方が出産のため休んでも勤務先の健康保険から手当てとしてお金をもらえる制度です

どのくらいの期間手当てをもらえるの?

出産日前の42日間と出産後56日間です(98日間なので3ヶ月強くらい)

※予定日より遅れても、遅れた期間の手当てがもらえますので安心して下さい

「出産予定日前の1ヶ月くらいはいつ産まれてもおかしくない」そんな風に医師に言われます。医学的に考えられた42日間と56日間です

【どれくらいもらえるの?】

ざっくり言うと給料の2/3くらいもらえます

簡単な計算式にすると

総支給額 ÷ 30日 × 2/3 =1日分の手当て

(例)総支給額25万÷30日×2/3≒1日5,555円(月額166,650円)

産休をすべてもらえたとしたら42日+56日=98日間

1日5,555円×98日間=544,390円

働かずして約3ヶ月間で55万円ほどもらえるんです

これだけお金をもらえるのはすごいことですよね!!日本人で良かったです

注意点は産休1ヶ月〜2ヶ月後に一括で振り込まれるので生活費の貯金は必要です

※詳細な計算方法は「全国健康保険協会」のホームページを参考に、また「社会保険労務士法人アールワン」が提供する神サイトなら出産に関わるお金や支給日などをすべて自動計算してくれますので参考にしてください

ポイント

産休中は社会保険料(健康保険、年金)が免除されます。これは凄まじいことです

総支給額25万なら社会保険免除額は98日間で10万円ほどになります

単純に10万円もらえるのと同じなので、産休の手当てはいかに手厚いかわかるでしょう

育児手当て

出産後の手当ても2つご紹介します

①育児休業給付金(育休中もらえるやつ)

いわゆる育休として、会社員や公務員として勤めている方が子供が1歳になる前日まで休んでも、勤務先の健康保険から手当てとしてお金をもらえる制度です(※ママ、パパともにもらえます)

【もらえる条件は?】

  1. 育休前の2年間で11日以上働いた月が1年以上ある
    • 月11日以上働くのを1年以上継続してなければいけない
  2. 育休中に前の給料の8割以上稼いでないこと
    • 例えば前の給料10万の人が、育休中に8万以上の賃金を継続してもらっているとダメです
  3. 育休中に1ヶ月11日以上働いているとダメ

ようは、育休前に1年以上はしっかり会社に勤めて保険を払っている人で、育休中にちゃんと休養している人じゃないともらえません

【どれくらいもらえるの?】

  1. まず「育児休業開始時賃金日額」を計算します
    1. 「育児休業開始時賃金日額」:育休を取る直前の6ヶ月の給料を180日で割った額(わかりずらい)
    2. ここでいう給料はボーナスを含めない、総支給でほぼOKです(例を見ましょう!)
    3. (例)直前6ヶ月の総支給すべて25万円なら
      • 25万円×6ヶ月÷180=8,333円←(育児休業開始時賃金日額
  2. 次に、もらえる額は期間で変わるで最初の半年を計算します(最初は67%もらえる)
    • 育児休業開始時賃金日額×支給日数(基本30日)×67%
    • (例)8,333円×30日×67%=167,493円(1ヶ月もらえる額)
  3. 最後に残りの半年を計算します(後半は50%に減らされる)
    • 育児休業開始時賃金日額×支給日数(基本30日)×50%
    • (例)8,333円×30日×50%=124,995円(1ヶ月もらえる額)

ざっくり総支給25万円の方では150万円もらえます

【ポイントと注意点】

  • 社会保険料は相変わらず免除なので、25万円の給料で1年間36万円免除となります
  • 住民税10%は免除されないので、支払わなけれないけません
  • 子供が産まれてからお金がもらえるまで3〜4ヶ月かかり、さらに2ヶ月に1回の支給なので注意です

②児童手当(子供1人につきもらえるやつ)

忘れてはいけないのが児童手当です

0歳〜中学3年生まで手当てがもらえます

●0歳から3歳未満 : 月15,000円(年間180,000円)

●3歳から中学3年生まで : 月10,000円(年間12,000円)

※第3子以降や高所得者は手当てに変わりがある

15年間で約200万円もらえます

まとめ

日本制度について遅れている部分などありますが、出産に対しての制度は世界トップレベルです

出産費用42万円ボーン!

会社に勤めていたら、働かず産休、育休で1年以上休んでも手当てドーン!

育児手当て200万円ズドーンですからね

これらの手厚い手当ては当たり前じゃねーからなということを理解し、日本の制度に感謝しお互い子育て頑張りましょう!!

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